先のエントリーの続き。

雨の中「ビアガーデンやるZe！」計画の幹事をした私ですが、「こんな雨の中、ホントにやるのかYo！」という苦情が殺到し、その対応に追われていました。しかし私は桂から吉田への原付での移動中でして、嵐の中の原付運転中での対応でした。何件かメールは無視したのですが、電話は無視すると悪いかなと思って、雨の中、原付を運転したまま電話に出ました。

しかしそれが運の尽き。
電話先の声がどんどん小さくなってきたぞ？あれ？とか思ってるうちに、電話が切れた。何で切れたんだ？と思って画面を見てみると、画面が真っ白！
これなんて水濡れ？('A`)


「お兄ちゃん、なんでケータイ、すぐ死んでしまうん？」
･･･そんなフレーズが頭をよぎりました。せつこー！それおはじきやないかー('A`)
雨の中、電話に出るという愚かな行為の犠牲になり、携帯は五体不満足に。
なんとか画面は出るようになったのですが、ボタンが効きません。


カーソル上下、menuボタン、7 8 9 * 0 #ボタン　が死亡。

カーソル上下ボタンとmenuボタンが死亡したのは大きかったです。
以下、できることとできないこと。

・かかってきた電話をとることはできる。しかし電話をかけるほうは、アドレス帳を開いても上下ボタンが効かないので、人を選んで電話をかけることはできない。つまり、アドレス帳の一番上の人にのみかけることが出来る。
・上下ボタンが使えないので、最新のメールのみ確認できる。しかしそれもメール本文の5行目までしか読めない。また、そのメールに対してのみ返信は可能。しかし1～6のボタンしか使えないので、ひらがなの「あ～ほ」までしか使えません。しかも下ボタンが使えないので変換も出来ず。
精一杯の力で打った文章　→　○っ○ぃすきすきおっとっと

こんな使い勝手の悪い携帯になってしまいました。

というわけで、機種変更をするためにauショップへ。
auショップって楽しいですよね。オレンジ色を基調とした店内に、カラフルな携帯が並んでいます。大塚愛が「わたしのケータイは、2000曲」とご機嫌な顔で言ってたW41Tにしようかしら。それともやっぱり今使っているのがSANYO製だから、その後継機W41SAにしようかしら。まぁ、W42CAは対ショック、対水濡れOKなんだ、すげぇ！･･･そんなことを思い巡らせながら携帯をいじったりできます。

でもやっぱりなんといっても一番楽しいのは、ショップで働くお姉さんと会話することですね。なんで携帯ショップのお姉さんって、綺麗なお姉さんが多いのでしょう。そんな綺麗なお姉さんとの会話です。

例えば料金プランの相談にでも行ってみてください。この料金プランはどうとか色々と相談しているうちに、まるで初めて二人で泊まりの旅行に行くような初々しいカップルみたいな気分になれますよ。「どのツアー（料金プラン）にする？」「ねぇ、これとか良いんじゃない？」みたいな。

もしくは機種変更の相談。この機種はどーだとかを相談しているうちに、式場を選んでいる結婚間近のカップルみたいな感じがしてきますよね。「このオプション（機能）は欲しいよね」「これは高いよね」とか。

そして相談しているうちに話がどんどん弾んでいったりなんかして、前の携帯から新しい携帯にデータを移してもらったと思って確認してみたら、アドレス帳には知らない女の人の名前のデータ1件のみしか入っていません。「え？これって？」「あの、、、私のです(///)ｶｧｯ」「お、お姉さん。いいんですか？」「よろしくお願いします」みたいな感じで、そこからめくるめく2人の情熱的な愛のパケット通信が始まったりするかもしれないじゃないですか。


そんな期待も込めて、綺麗なお姉さんの席を選んで相談に行ってきました。
まず故障した携帯を渡して、一部のボタンが効かなくなりましたと言ってみました。しばし携帯をいじった後に「水に落としたりとかはされましたか？」と聞かれたので、特に心当たりはないとか言ってみました。しかしとぼけてはみたものの、電池パックのピンクのところはガッツリ反応しているので言い逃れは出来ませんorz　　というわけで、修理か機種変かどちらにするかという相談を受けます。

修理だと1万円。機種変更だと、現在11ヶ月目なので2万円以上。あと2ヶ月待てば13ヶ月で14000円くらいになる。うーーん、どうしよう、どうしよう、と悩んでいたら、お姉さんが素敵な提案をしてくれました。少し古い機種の携帯を無料でお貸しするのでひとまずそれを使っておいて、2ヵ月後に機種変更をすれば安くなっているはずなので、そのときに新しいモデルに機種変更されてはいかがですか？とのこと。

なんかすげぇ。無料で貸してくれるんだ！しかも見てみたら、今使っている機種（W32SA）の1個前の機種（W31SAⅡ）でした。全然オッケーじゃん！しかも2ヵ月後に機種へんするとなれば、もし夏～秋に新機種が出れば、今あるモデルはさらに安くなってそう！きっと1万円くらいかしら。また、2ヵ月後に絶対返却しなければいけないかといえばそういうわけでもなく、別にそれをずっと使っていても問題はないとのこと。なんだよ、いいじゃん、それ！無料で借りてるっていうか、無料で貰った感じじゃん！

そんなわけで、すぐにその提案にクマーっと食いつきまして、ソッコーそれに機種変更。しかしなぜか充電器はくれませんでした。今あるやつを使えとのこと。でもお姉さんの笑顔がまぶしかったので全然問題ありません。しかも「もしかしたら今お使いしてる充電器のジャックが入らないかも知れませんが、この出っ張ってる部分を何かで削ってもらえれば入るようになりますので、もし形状が合わなかったらそうしてくださいね。あ、でもこの方法は秘密ですよ。言わないでくださいね。」とかいう小悪魔的な微笑みは、殺伐とした社会に下りてきた天使のようでした。フレンジャーを歌いながらW41Tを宣伝している大塚愛にも負けてはいませんでした。


いやー、今日はいい日だ。携帯は壊れたけど、代わりに何かを得た、みたいな。
しかし、何度探してもアドレス帳にお姉さんの名前はありませんでしたorz