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2006/12/08 15:10
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暖房使用時における電気温水器を用いた 咽喉粘膜保護に関する検討 1dtimae 1Moe BFE Lab, kyoto Japan Abstract: The key factor in determining the comfort of sleeping on the sofa at laboratory is humidity in the air.The temperture is controlled by air-conditioning equipment in winter. But it reduces the humidity, and subsequently, causes the pain at throat in waking up in the morning. In this study, we applied a new approach with electrical pot to set suitable humidity without conventional humidifying device. This techniques may be helpful in sleeping at sofa with air-conditioning. Keyword: humidity control, electrical pod, throat pain はじめに 学会や研究打ち合わせが近づくにつれて作業が深夜に及ぶことが知られており,研究室内で仮眠を取る回数とやるべき作業の多さとが正の相関を示していることは,過去の研究により明らかになっている[1].しかし一方で,研究室における睡眠に適した環境については,いまだ確立されたものがない.現在までに研究室での睡眠方法についてさまざまな手法が考えられており,机伏臥位法[2],簡易寝床法[3],長椅子伏臥位法[4]などが挙げられるが,いまだ問題点も多く残っている[5,6]. 冬季に研究室内で就寝する場合に問題となるのは,温度と湿度である.温度に関してはエアコン等を用いることにより,理想的な状態を維持することができる.エアコン使用時の部屋の乾燥により呼吸器の粘膜が乾燥し咽喉炎が誘発されるという問題点が従来から指摘されているが[7],エアコンをつけない従来の毛布のみによる温度調節法では,明朝時における気温の低下に耐えることができないため,エアコンをつけることは必須となっているのが現状である. エアコン使用時の問題について,加湿器を購入すること[8]や濡れタオルを部屋に干す[9]などの手法がこれまでに考案されているが,研究室における利用については金銭面やその保管方法などにより現実的ではないと考えられる.つまり,研究室内にすでにある設備を利用することが必要となる. そこで,研究室に従来ある電気ポットを利用して室内の湿度を調節する手法を考案した.研究室にある電気ポットは,近年よく見られる安全設計などは施されていない型のもので,蓋を開けたままでも沸かすことができるというものであった.この性質を利用し,蓋を開けたまま水を加熱させ蒸発を続けさせることで,部屋の湿度を上昇させることができるのではないかと考えられる. 本論文では,研究室に従来からある電気ポットを用いて室内の湿度を調節する手法を考案し,その有用性について検討を行った. 対象および方法 実験に使用したソファはokamura社 ロビーチェア(背付)を,また電気ポットはピーコック社 孔雀印電気保温エアーポットを用いた.実験に使用した機器をFig.1, 2に示す.冬季における平均的な温度と湿度を有する日の午前3時頃から午前8時頃に実験を行った.エアコンを暖房24度に設定して,被験者は背臥位で毛布をかぶせた状態で就寝した.電気ポットには水を6分目まで入れ,電気プラグを差し込んだ.被験者は,正常な呼吸機能を有する24歳の健康な成人男性(dt)である.実験を始める前に,被験者には実験の目的と方法を十分説明し,実験に参加する同意を得た. Fig.1. Sofa and blanket. Fig.2. Electrical pot. 結果および検討 被験者は,電気ポットに電源プラグを差込むことで湯沸しを開始し,蒸気が徐々に出始めている様子を観察した後に睡眠状態に移行した。安らかな寝息とともに眠りを深めていき,実験は成功であるかのように見えた.しかしその15分後(推定)には電気ポット内の温度が上がり,「ジョワジョワ」「ボコボコ」といったような音を立て始めた.この音は静まり返った深夜の研究室内では相当大きいものとなり,被験者はこの音で目を覚ましてしまい,就寝の邪魔であるとして電源プラグを無意識のままに抜いてしまい,すぐに睡眠状態に復帰した.この時点で今回の実験は中断を余儀なくされてしまった.その結果,被験者は朝起きたときに,従来にみられる咽喉の痛みおよび乾いた咳を訴えた.Fig.3に時刻と室内の湿度の関係を示す.これによると,電源プラグの抜かれる時刻(3時15分)までは湿度が上昇しているが,その後は湿度が低下していることがわかる.この結果から,被験者の咽喉の痛みを訴えたことは妥当であると考えられる. Fig.3. Humidity chart. 今回の実験結果について,蓋を開けた状態で水を加熱させることにより,従来の加湿器と同等もしくはそれ以上の蒸気を上げることに成功した.これは電気ポットが,部屋の湿度を挙げるのに大変強力なツールであることを示している.しかしいくつかの問題点も浮き彫りとなった.まず,水がすべて蒸発することによる空焚きの危険性について検討する必要がある.いまだ蓋を開けた状態で蒸発させ続けた時の時間と残存水量の関係についての知見は得られておらず,その検討が急務となっている.次に沸騰時の電気ポットの騒音についてであるが,空焚きが起こった場合でも早期に発見できるように,電気ポットは被験者の近くに設置する必要があるが,それでは沸騰時の騒音を耳の傍で受けることになってしまう.この問題については,現在「あいぽっどなの」(Apple Computer Inc., Cupertino, CA)などの音楽プレイヤーを装着し,心地よい音楽(e.g. さくらんぼ)を流しながら睡眠状態に移行することで,騒音による障害を軽減する手法について検討を行っている. まとめ 本論文では,電気ポットを利用することで,エアコン使用時の部屋の乾燥による咽喉炎を防ぐ手法を考案し,検討を行った.実験を途中で断念してしまった今回の結果は誠に遺憾ではあるが,電気ポットから十分な量の蒸気は出ることが確認され,また騒音の問題を取り除くことができれば加湿器と同程度の効果が期待できるという大変有用な事柄を示唆している.今後はこれらの問題を踏まえた上で,より良い手法を検討したいと考えている. 謝辞 本研究を遂行するにあたり,深夜にまで及ぶ研究生活を精神面などで陰ながら支えてくれていた大塚愛に感謝いたします. 文献 [1] dtimae, et al.: Relationship between stress and sleep. J.Phisiol. 2004; 22; 111-114 [2] 坂本義太夫, et al.:「机上の睡眠」, 民明書房 2004 [3] amazon.com: 電動ポンプ付 リラックスエアベッド シングル.URL [4] 坂本義太夫, et al.:「ソファは格闘リングだった」, 民明書房 2004 [5] dtimae, Pe084: Importance of KOTATSU.Lab. Life Comfot. 2004; 3; 21-25 [6] dtimae, et al.: Probability of KJ appearance.NeuroImae 2004; 7; 207-211 [7] Kibayashi, et al.: 「咽喉の痛みは人類への最終警告」.MMR 1999; 7; 666-666 [8] M. Antoinette, et al.: 空気が乾燥するなら加湿器を買えばいいじゃない.Anal.Queen.France 2004; 22; 111-113 [9] Pe084: 濡れタオル干しゃいいじゃん.Pe家の食卓 2006; 24; 329-441 PR |

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こ、これは
referenceがおもしろ過ぎるwwww
probability of KJ appearanceて。 まぁ、relationがまちがっとるわけだが。 relation と relationship ってどう違うんだろう?とか
色々調べてるうちに間違ったorz とりあえず KJ が appear すると危険なので、 8時半までには起きないといけないw 「実験環境の被験者脳波への影響を考慮すると、夏場と気温・湿度を一致させる必要があるという結論に至りましたので、加湿器の導入検討を要望します」と直訴してみる案。
秋田行けんじゃね?
![]() 加湿器がなくても同等の効果の得られるものを検討しているのに!
研究を重ねて、いつかは快適な研究室ライフを・・・。 dt の所属は萌脳研なんですが、 秋田までの出張費はでますか?('A`) ![]() |

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